色とこころの関係
人の五感の内、視覚情報は約83%以上を占めると言われています。(聴覚は11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%)さらに視覚の内、色の情報は約80%を占めていると言われています。色は人にとって重要なこころの癒しであり、色をうまく活用していくことで性格や潜在意識など本来の自分を知ることができたりします。また、色を通してセルフカウンセリングも可能で色とこころの関係は深くつながっています。
その理由として、一つは自分を素直に受け入れる自己肯定感が高まることです。ネガディブなイメージになるとき人は自分に否定的になります。否定的になることで自分から目を背けてしまい自信を無くしてしまったリ、不安や悩みなど解決しないこともあると思います。色を活用することで色から表現されたその時の自分を受け入れ自分自身を肯定することが可能と言われてます。
さらに色とこころの関係として自分が変われるという効果があります。自らが色を選択することで色で表現することで余計な感情が入らず、自然に受けとめられ自分を肯定させます。色は感覚的なものなのでそこには否定も疑問も入りません。今はこんな状態だと自身に俯瞰して受け止めることで自分を受け入れこころがより安定した状態に改善されると言われています。
色の効果
①生理的現象
色を取り入れることで、心身ともに影響を与えることがあります。例えば、青色を取り入れることでリラックス効果が高まり、自律神経が整ったリ、血圧や脈拍を安定させたりと色は身体とこころに大きな影響を与えることができると言われています。自然な場所に行って心身ともに健康増進の効果がある理由として緑や青など色の効果があるのも一つの理由です。色は生理的にも大きな影響を与えられていると言われています。
②感情的現象
色を見ることによって感情にも影響することもあります。例えば、青色を服を身に着けることで相手に信頼感や安心感の印象などを与えたり、赤い口紅を塗ることで情熱的な気持ちになったり、相手に印象を与えたりと色で感情を受け取ることができると言われています。また、色を身に着けることで気分や性格も変化していくこともあると言われています。色を取り入れて気分を変えてみてはいかがでしょうか?
③機能的現象
色を見ると重みや時間、温度の感覚を味わうことができます。例えば、お部屋にオレンジや赤など暖色系の色を取り入れることで時間をの流れがゆっくりになり、温かみを感じたり、青などの寒色系だと時間の流れが速く感じ、爽快感や涼しさを感じることができます。また、白い箱よりも黒い箱のほうが軽く感じたりします。色は機能的にも大きな影響を与えるものだと言われています。
色を活用してセルフケアをする方法
①綺麗な景色を見る
自然な景色を見るとリラックス効果や心身ともに安定していきます。特に青色や緑色など、森林の中に散歩したり、海を眺めたりするとより効果がえられやすいでしょう。
②ワクワクする色を身に着ける・持ち物を持つ
好きな色や必要な色を身に着けることでこころがワクワク、楽しくなることもあるでしょう。また、洋服だけではなく好きな色のものを身に着けるのことも気分が高まり、効果倍増です。自分にとって必要な色は無意識のうちに選んでいるため、自分の感覚や居心地がいいなと思う色を取り入れることをおすすめします。自分にとってワクワクする服装や物の色を身に着けることが大切です。
③食べ物を取り入れる
食事をするときに色を意識してみることをおすすめします。食事は一般的に暖色系の食材のほうが美味しく感じると言われています。例えば、お弁当を彩りよくすることで食欲が高まり、より美味しく感じたり、気分が高まることがあります。また、ダイエットしたい人や暴飲暴食を防ぎたい人は青色のお皿に食事を盛るつけると食欲が減少したりと色の効果を使用して食事にうまく活用していくとよいでしょう。味覚と色の関係は密室な関係なので、ぜひ取り入れてみてください。
④アロマや香りを取り入れる
香りに色が関係しているの?と感じられる方もいらっしゃると思いますが実は関係しています。色は視覚で捉えるだけでなく五感全体で感じ取ることができます。例えばレモン系などの柑橘系の香りはイエロー系を甘いチョコレート系の香りはブラウン系など香りと色は大きく関係しています。お部屋にアロマを焚いてみたり、お風呂に入るときに入浴剤を取り入れてみたりすることをおすすめします。
まとめ
- 色とこころの関係は密接に働いている
- 本来の自分を知ることができで肯定感が高まる
- 色を取り入れることによってセルフケアができる
色を活用してを自分と向き合ってみませんか?
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